お肌のお手入れにも取り入れたいオーガニックな思考

 有機栽培は、食材本来の味や栄養を蓄え私たちの身体に活力を与えてくれます。また、有機栽培をすることで畑の土も生き生きとし、豊かな自然環境を保ち続けることができます。 それは、自然の循環を壊さないこと、自然環境を正常に保つことが、人にも地球(環境)にも大きな恵みもたらしてくれる。 ということを教えてくれていると考えられます。
 
  人も大きな意味で地球環境の一部であると共に、人の身体そのものにも「あるがまま」の(オーガニックな)環境と循環が存在します。その環境と循環を壊さず「整える」ことが正常な身体を保つ為に必要不可欠。 とオーガニック思考は教えてくれています。
 
 
 オーガニック思考でお肌をお手入れするには、お肌の生理機能の理解とお手入れ用品の見極めが大切になります。
 
≪お肌(表皮)の生理機能≫
 皮脂腺からの皮脂と汗腺からの汗を ⓵常在菌が調和させ、角層と肌表面を ⓶皮脂膜で覆いお肌の潤いと角層の補強を担っています。角層が正常であれば、⓷ 異物の侵入や刺激物の接触にも一定の強さ期待できます。

 一連のサイクルが正常に機能することでお肌(表皮)の瑞々しさと真皮の防護機能の役割を十分に発揮することが望めますが、表皮は日常生活で絶えず消耗(衣類との接触やゴシゴシ洗いなど)するものなので、ターンオーバーサイクルの正常化で新しい角層をつくるためにも皮脂膜(防護機能)が重要になっています。
 
 
 上記を踏まえ、オーガニック思考でのお手入れ ⇒ お肌の生理機能の邪魔をしない・活性させる と考えるといくつかポイントが浮かび上がってきます。

≪生理機能への負担ポイント≫
⓵ 皮脂と汗を材料に常在菌が皮脂膜を形成 ⇒ 常在菌にダメージを与えない
⓶ 皮脂膜(防護機能)を奪い過ぎない
⓷ 表皮から何かを体内に入れない

≪お手入れ・製品選びのポイント≫
⓵ 洗浄成分を肌に残さない、ジェル系製品の使用を控える
⓶ 洗い過ぎない、洗浄成分を残さない
⓷ 皮内に浸透させる製品(薬用化粧品など)の使用を控える

 近頃の製品は薬効や機能をアピールするものが増えていますが、それは「畑に化学肥料を蒔いて収穫を安定させる」ことと類似行為なのではないでしょうか? 成分の使用量は厳密に管理されているとは思いますが、お肌の循環環境にダメージがないとは言い切れないのも事実です。
 早く綺麗になりたいからと言って「たっぷり使う」ようなことは控えた方が良さそうです。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」薬効も過剰になれば毒。 また、本来お肌(身体)が働いて代謝や修復するサイクルを乱し肌機能が働かなくなる「廃用性委縮」になってしまう可能性もないとは言い切れません、機能性化粧品は適度に使用されることをお勧めします。
 
 そして、本気でお肌を生き生きとさせたいとお考えであるならば、お肌のあるがままのサイクルを守り・育む、オーガニック思考のお手入れをお試しください。

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