安定した素肌づくりに見直したいこと⓷「界面活性剤(洗浄剤)や乳化剤を使用しない油性クレンジングに欠かせないもの」

 「安定した素肌づくりに見直したいこと」シリーズ、前回に引き続きお肌の調子を最も左右するクレンジングにおいて「界面活性剤(洗浄剤)や乳化剤を使用しない油性クレンジングに欠かせないもの」についてお話しします。
 
 
 オイルクレンジングやクリームクレンジングじゃダメなの? といった方へ振り返りとして
 
【オイルクレンジング・クリームクレンジングには】
 油分を使っているとはいえ、洗い流せるもの(界面活性剤(洗浄剤)や乳化剤を使用しているもの)は潤いベール(皮脂膜)や潤いを保持するラメラ層に欠かせない成分を奪いやすく、表皮フローラ(常在菌)の環境に悪影響を与えるとの報告(洗浄剤が)もあります。
 
 また、メーカーそれぞれに界面活性剤(洗浄剤)や乳化剤によるタメージ軽減目的のエモリエント成分やエイジングケア成分を複数配合しています。それらの成分の中に「実は肌が苦手としている成分」があった場合、お肌にとってストレスとなることでお肌が整いにくくなってしまい、お肌が本来持っているツヤ・ハリが叶いにくくなっています。(弊社サロンのお客様にて複数事例あり)
 
 なので、乾燥を感じている方・肌トラブルがある方には年齢とともに症状が悪化する可能性があるため特にお勧めできません。 
 
 
 
【界面活性剤(洗浄剤)や乳化剤を使用しない油性クレンジングのハードルとは】
 クリームクレンジングなどの油分の多いクレンジングに対する一般の方の不満点は、ほぼ「手間が掛かって面倒」なのですが、正直「手間なし簡単キレイ」そんな都合のいいものは存在しないと思っています。
 
 少し前にタレントのMEGUMIさんが話題になりました、MEGUMIさんがやってきたことは「手間なし簡単キレイ」とはほど遠いこと・・・  関連ブログはこちらから
 
 ひとそれぞれ肌質の違いはありますが「しっかりと手間をかけてあげる」ことで40代以降でも瑞々しく透明感のある素肌が維持できることを証明してくれた出来事です。
 
 
※手間なし簡単クレンジングで「お肌が年々くすみ、乾燥が酷くなる」
※手間の掛かるクレンジングだけど「いつまでも肌本来のハリ・ツヤが保ちやすくなる」
 
 どちらのクレンジングを続けますか?
 
 
 
【界面活性剤(洗浄剤)や乳化剤を使用しない油性クレンジングを使っていても・・・】
 
 界面活性剤(洗浄剤)や乳化剤を使用しない油性クレンジングを使っていても「あるモノ」をする・しないで、お肌に明確な違いが出てしまいます。それは「スチームタオル」を使っている・いないです。
 スチームタオルを使っている場合とスチームタオルを使わずに洗顔をしている場合のメリット・デメリットを記載します。
 
 
≪スチームタオル使用のメリット・デメリット≫
 ※メリット※
 ・毛穴の汚れや余分な油分をシッカリ落せる
 ・お肌の血行促進で肌代謝UPが期待できる
 ・血行促進で自律神経が整いやすくなる
 ・温熱効果でリラックスできる
 
 ※デメリット※
 ・温度が高すぎると潤いベールを取り過ぎる可能性がある
 ・拭き取りが強いと角質にダメージを与えかねない
 
 
≪スチームタオル不使用のメリット・デメリット≫
 (洗顔料などを使用した場合)
  ※メリット※
 ・手間が省け余分な油分が落とせる ・
 
 ※デメリット※
  ≪洗顔し過ぎてしまった場合≫
 ・潤いベールを取り過ぎる可能性が高い
 ・角質内の潤いも落とす可能性が高い
 ・角質の潤いを落し続けてしまうと乾燥肌になりやすくなる
 ・毛穴汚れと皮脂を落とし過ぎ混合肌になりやすくなる
 
  ≪洗顔しきれていないの場合≫
 ・毛穴汚れが落とし切れない可能性がある
 ・毛穴汚れが落とし切れず、角栓、吹き出物ができ易くなる
 ・汚れを含んだ油分が角質に残りターンオーバーを阻害しクスミの原因になることがある
 
(上記は弊社サロンや取引先様から得られた臨床結果を基に記載)
 
 
  冷静に比べていただければ、乾燥肌や敏感肌などの肌トラブルの無い方であっても、クスミが気になる世代になっても「クスミのない潤いある肌」を本気で願うのであれば、面倒だからと「スチームタオルを使わない」選択・「界面活性剤(洗浄剤)や乳化剤を使用しない油性クレンジング」を使わない選択はありえないとご理解いただけたのではないでしょうか?

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