腸活をされている方ならご存じのことと思いますが、腸内細菌のバランスが「整う」と、老廃物の排泄がスムーズになる ⇒ 臓器の負担が減少し、機能が正常になる ⇒ 栄養や酸素の供給が円滑になり、身体の新陳代謝UPする ⇒ 細胞が生き生きとし、美容にも健康にも効果大! と言うのが、大まかな「腸活」の認識になるでしょうか?
また、どうやら「腸が健康だと気分も上々でポジティブ思考」「腸が不調の時は気分も優れずネガティブ」のように腸と脳には相関関係があるようで、「腸活」によって腸が正常な働きを取り戻すと心の安定やストレスを抱え込み難くなることも期待できそうです。
どちらも内側から、生き生きとした、キレイな素肌づくりのサポートに繋がることが期待できそうですね。
≪見落としがちなお手入れでの「菌活」≫
腸活で若々しい細胞に絶えず生まれ変わっていても日々のお手入れで皮膚表面の環境が正常に保たれていないと「肌にハリはあるけれど艶がない」状態や「艶がない ⇒ 潤いがない ⇒ 乾燥肌」になっている可能性も否定できません。
ピンときた方もいらっしゃると思いますが、お肌の表面には「表皮常在菌」が存在し、「表皮常在菌」は肌表面(表皮)の生理機能のバランスを正常に整えると共に、皮脂膜形成(艶・潤いのもと)にも欠かせない存在です。その「表皮常在菌が働きやすい環境を整える」ことを意識してお手入れしている と自信をもって言える方がどれほどいらっしゃるでしょう?
≪常在菌のバランスが乱れている状態≫
・ニキビや吹き出物ができ易い
・お肌が乾燥し易かったり、ベタつき易くなる
・お肌が荒れやすく、刺激を受け易くなる
≪常在菌のバランスが整っている状態≫
・ニキビや吹き出物ができ難い
・お肌の水分と油分のバランスが整い、艶・潤いのある肌
・皮脂膜と角質層が整い、キメも整いやすくなる
・皮脂膜と角質層が整い、刺激や異物浸透させ難くなる
≪バランスを整えるのに必要なこと≫
・洗浄剤の使い方に気を付ける
(洗いすぎは常在菌と皮脂膜の過度な減少を招き肌環境の悪化を )
・ジェル系化粧品の使い方に気を付ける
(ジェル基材が常在菌の減少と角質のターンオーバー不全を )
・浸透系化粧品の使い方に気を付ける
(お肌は異物侵入させない が大前提。本当に浸透するなら、浸透させるリスクは??)
≪共通する本質(生理機能)を主役にすることの大切さ≫
「腸活」では、腸のしくみに寄り添いながら腸が本来の機能を発揮できる環境を「整える」ことで、美容や健康に良い効果を多くの方が体感されたことと思います。
お肌の「菌活」でも「腸活」同様に、肌表面の環境を整えてくれる「常在菌の負担になるお手入れをしない」こと「常在菌の喜ぶお手入れをする」ことが大切だとご納得いただけたでしょうか?
腸内細菌に優しい「腸活」をし、身体の中から肌細胞が元気になるようにされている方々であれば、肌表面に存在する常在菌にも優しい方々であると勝手に信じています。(笑) 気になった方は是非お試しください。コメントや問合せよりご質問していただいても結構です。
2 thoughts on “「腸活」している人に是非やって欲しいお肌の「菌活」”