安定した素肌づくりに見直したいこと⓵ お肌の調子を最も左右するクレンジングに重要なこと

 美容成分がたくさん並んだ化粧品やスキンケアアイテム、雑誌やSNSで見かけるたびに「これがいいらしい!」「これが新技術らしい!」と飛びついてみたものの、期待した効果を感じられず棚に並ぶアイテムが増えるばかり・・・ 
 
 どんなにすごい技術で作られたもの、どんなに最新の美容成分でも、自分の肌に合った(お肌の調子が良くなる)成分でなければ効果が感じられないばかりか、逆効果になることも・・・
 
 
 「安定した素肌づくりに見直したいこと」シリーズ第一弾、今回は「お肌の調子を最も左右するクレンジングに重要なこと」について考えてみたいと思います。
 
 クレンジングの1番の目的は「皮脂・メイク汚れを落として素肌を清潔に保つ」こと。のはずなのですが、ユーザーの生活スタイルの変化や化粧品メーカーのミスリードによって「簡単に」が1番の目的に変わり「拭くだけのもの」「洗い流せるもの」など利便性重視のものが主流となりました。
 
 確かに「便利さ」は格段に進歩しましたが「簡単」にすることによって、黒ずみ・角栓・ニキビ・毛穴開き・シミ・シワ・乾燥肌・敏感肌・オイリー肌などの肌トラブルに悩む方が増えています。
 
 
≪それらの原因は≫
 
⓵【オイリー肌・乾燥肌・敏感肌・シミ・シワの原因】
 お肌の皮脂膜(潤いベール)がお肌から奪われ過ぎて症状として現れます。
 
オイリー肌: 潤いベールが奪われることで皮脂分泌が過剰になっている状態
乾燥肌: 皮脂分泌よりも奪われる量が多く、潤いベール・角質(ラメラ層)の保湿機能がほぼ機能していない状態
敏感肌: 皮脂分泌よりも奪われる量が過剰、潤いベール・角質(ラメラ層)の保湿機能が機能せず表皮(角質層)がかなり薄い状態
シミ: 潤いベール・角質(ラメラ層)の保湿機能が弱わまり、刺激成分が肌の奥に入ることで現れます。
シワ: シミよりも更に奥の細胞を傷つけることで現れます。 
 
 ※いずれも洗浄のしすぎや洗浄成分が肌に残っていることで起こりやすくなります。
 
⓶【黒ずみ・角栓・ニキビ・毛穴開きの原因】
  お肌が乾燥し肌環境のバランスが崩れている状況下で症状として現れやすくなります。
 
黒ずみ: 角質に酸化した油やメイク汚れが残っている状態
角栓: 毛穴の皮脂が落としきれず詰まっている状態
ニキビ: 毛穴で皮脂分泌異常が起こり詰まっている状態
毛穴開き: 毛穴で皮脂分泌異常が起こっている状態
 
 ※いずれも皮脂汚れ・メイク汚れが落とし切れていないことで起こりやすくなります。
 
 
★ 洗浄剤の入った商品でクレンジングすることで ⇒ ⓵のような肌トラブルを生み出しやすくしてしまった。
★ 弱肌・乾燥肌向けの洗浄力の弱い商品でクレンジングすることとで ⇒ ⓶のような肌トラブルを生み出しやすくしてしまった。
 
という奇妙な現象が起きています。 まさに便利さの「弊害」何のためにお手入れしているか分からなくなりませんか?
 
 
以上のことから「簡単さ」「便利さ」にウエイトを置き過ぎることの危うさがご理解いただけたと思います。
 もちろん「便利さ」が「悪」だというつもりはありませんが、素肌の美しさを大切にしたい方肌トラブルにお悩みの方「素肌の健全性」にウエイトを置いたクレンジングを使われることをお勧めします。

続き「安定した素肌づくりに見直したいこと⓶」で「キレイな素肌を守れるクレンジングの要件」をお話しします。

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