ストレス軽減に知っておきたい、論理と感情のバランスのとり方

 通常であれば、理性か感情かを対比させたお話が多いと思うのですが、「理性」を辞書で調べてみると…

   り‐せい【理性】
   1 道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に思考する能力。

 と掲載されているます。「道理」と「概念」は多くの人に共通した判断基準なので、感情の入り込み隙間がほぼありません。 しかし、判断基準が「道理」「概念」以外の時はあからさまに感情優位になり易くなってしまうので、そんな場面に「論理」的な判断ができるようになるとストレスが軽減されるのでは? と考えています。 

 論理(理性)と感情のどちらかだけで日常生活を送っている人は皆無でしょう。全ての人が理性と感情のバランスをとって日々生活していることも事実なのですが、感情優位になりやすい状況がコロナ渦以降蔓延しています。

 感情優位になり過ぎないように、まずはそれぞれのメリット・デメリットの整理から、バランス上手がなぜノンストレスなのか、それが「綺麗や」「美しさ」に如何にかかわってくるのかの話していきたいと思います。
 
 
≪ 論理・論理的のメリット ≫
・ 話が整然としていて理解し易い
・ 理性的な行動、判断がなされ易い

≪ 論理・論理的のデメリット ≫
・ 話は理解し易いが温かみの欠ける
・ 理性的な行動・判断をする分、冷たいととられやすい

≪ 感情・感情的のメリット ≫
・ 話し手の気持ちが理解し易い
・ 話にメリハリが生まれ感情移入し易い

≪ 感情・感情的のデメリット ≫
・ 理性なき感情は軋轢を生み易い
・ 感情任せで話の内容が理解し難い

上げるとキリがないので、話しの筋に沿ってピックアップしていることをご了承ください m(._.)m
 
 それぞれのメリットは比較するまでもないでしょう。 デメリット部分を「ストレス」の大きさ・発生し易さで比較すると明らかに『感情・感情的のデメリット』の方が厄介だと感じられるのではないでしょうか?? 
 
 
 例えるならば、子供に部屋の片づけをして欲しい時に(実際に子供が片づけをするしないは別問題として)
 
≪感情≫
 「いつも使ったものはその都度片づけなさいって言ってるでしょ!!」(感情任せで言葉を発する)

≪論理≫
 「使い終わったら元に戻そうね、次も見つけやすいし、スッキリしてると私も嬉しいなッ」
  (その行為をする理由とメリットが話に組み込まれている)

 さて、どちらがお互いに「ストレス」を感じにくいでしょう? 投げつけた感情はブーメランとなって自分に戻ってくるのが世の常です、前者は必ずと言っていい程、子供から反撃の言葉や行動が返ってくるのは皆さんご存じですよね (T.T) ご理解いただけたでしょうか??
 
 
 
 感情優位な行動・言動によって日常の些細なことからストレスを感じ続ければ、積もり積もれば膨大なストレスとなって身体の負担となり、巡り巡ってお肌も心も不健康になる。 と、いまさら言うまでもありませんね…
 
 それぞれのメリットをバランスよくご活用いただいて、無用なストレスを発生させないよう心掛けてみてはいかかでしょう??

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